不登校になった私⑩
週末は地獄だった。
父親と母親どちらも
家にいて、2人の前で立たされ
「これからどうするんだ。
将来中卒で生活なんかできない。
だから学校に行け」
と話される。
私は何時でも泣いていた。
何も話せず、泣いていた。
(分かっているけど、今は学校に行けない
消えたい。迷惑かけている。分かっている。)
と
ずっと思っていた。
しかし、ある日
母親が優しく話しかけてきた。
「少し東京にお出かけしない?
で、病院じゃなくてカウンセリングで
お話してみない?」
と…