不登校になった私⑲
登校初日
すごく緊張した。
6人ぐらいしかいないクラスの人に
挨拶をした。
席に座りはじめに話しかけてくれたのは
明るい女の子だった。
私もどきどきしながら
挨拶をしてすぐに会話は終わった。
その時期は
丁度もうすぐテストの時期だった。
授業でレポートをやってそこから
テストが出る。
レポートをすべて終わらせて、
テストに備えて家で勉強もした。
しかし、テスト当日
(できないかもしれない…
また赤点とる…むりだよ…)
とすごい不安に襲われ、
初日は休んでしまった。
母親から
「先生から電話あったよ〜
先生も心配してたし、クラスの友達も
何かしちゃったかな?って
心配してたらしいよ〜」
と話してくれた。
私はびっくりした。
(まだ数日しか学校に行ってないのに
心配してくれる人がいるんだ…)
と思った。
また母親は
「テストなんて何とかなるよ。
別に赤点とるほど難しくないって
大丈夫だよ。」
と励ましてくれた。
次の日は
学校に行くことができ
無事にテストを受けることができた。
テストの内容が分かってしまえば
そんなに難しいことはないとハードルが
下がりその後のテストも受けることができた。